「太ったら、首にシワが増えた気がする…」そんなふうに感じたことはないでしょうか? 専門医に聞くと、美容整形外科では「首のシワ施術」の相談時に、「痩せれば首のシワは消えますか?」という質問が頻繁にあるそうです。
でも、それってちょっとだけ間違ってるんですよね。そもそも…、
「首は太りにくい」
という特徴があるんですね。なぜなら首は四六時中動いている部位なので、お腹や顎、二の腕と同列に考えてはいけません。
それなのに、太った人の首のシワが目立ちやすいのはなぜか。
ここで鍵になるのが、「姿勢の変化」です。
体重が増えてくると、まず重くなるのはお腹や胸まわりです。この重さを支えきれなくなってくると、上半身は楽な方向へ逃げようとします。その「楽な方向」が、前かがみです。
- お腹と胸の重さで、上半身が少し前へ倒れやすくなる
- そのバランスを取ろうとして、首も前方にスライドする
- 頭の位置が、体よりも前に落ちたままになりやすい
このとき、首の前側で何が起きているかというと──前に倒れた頭の重さで、首の皮膚がギュッと“詰まっている”状態になっています。
最初は、ただの“折れぐせ”のようなライン。けれど、その姿勢が毎日・何時間も続くと、
- 同じ場所に
- 同じ角度の折れ目が
- 何度も何度も刻まれる
結果として、その折れ目が「首の横ジワ」という線として定着していきます。
太ったから首に脂肪が段々とついた、のではなく、「太ったことで前かがみの姿勢が増えた」 → 「前に落ちた頭で首の皮膚が詰まり続けた」 → 「折れジワが“線”として固定されてしまった」という流れで、首のシワが育っているケースがとても多いのです。
見直すべきは「体重」より、「前かがみ時間」
「太ったから首にシワが!」ではありません。太ってから増えた「前かがみ時間」が、首の折れジワを育てている。そう捉え直した瞬間から、首シワ対策は現実的なものに変わっていくでしょう。
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